【追補版】<パーフェクトガイド>経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ【製造現場・QA担当者の質問・課題(Q&A付)】

¥68,200 (税込)

発刊日 2022年6月17日 体裁 B5判上製本  500頁 価格(税込) 68,200円 (税込) [ポイント還元 3,410ポイント~]定価:本体62,000円+税6,200円 発行 サイエンス&テクノロジー(株) 送料無料 概要 各章のポイント ▼第1章 適切な洗浄・洗浄バリデーション実施への基礎 ーGMP及びValidationを徹底解説ー 本章では、規制上の要求はあるが具体的にどのようにすべきかは各社判断に一任されている洗浄バリデーションについて、各社が自社対応に落とし込む際の判断の基盤となる内容を記す。GMP制定までの背景やGMP要素、昨今のライフサイクルを通したバリデーションの考え方への変化まで、筆者の観点も交え分かりやすく解説。 <ここがポイント> ◎各社判断に一任されている洗浄バリデーションについて、考え方の根幹を理解し自社判断の基盤を作る ◎GMP制定までの背景やGMP要素、昨今のライフサイクルを通したバリデーションの考え方への変化とは ◎洗浄バリデーションがなぜ必要なのか:背景から詳細に示し、理解を助ける ▼第2章 リスクマネジメントに基づく洗浄・洗浄バリデーション ~リスクスコア化具体例、PDE/ADEからのリスク評価事例、ワーストケースアプローチ等~ 本章では,リスクマネジメントの考え方を実際の洗浄・洗浄バリデーションに取り入れるために必要な基礎知識、それに基づく洗浄・洗浄バリデーションの取り組みと、洗浄バリデーションを効率的に行う手法の1つであるワーストケースを基本とした考え方について言及する。 どんな特性をもってワーストケースと判断すればよいのか?科学的な妥当性をもって明確とするには?具体的に言及する。 <ここがポイント> ◎製剤開発・製造現場で頻繁に使用されるFMEAやPHAによるリスク分析例や各リスクの内容 ◎パラメータ-、スコア化の具体的な例、PDEやADEを基としたリスク評価と事例等 ◎ワーストケースの判断基準:科学的な妥当性をもって明確とするための考え方とは 例)・溶解度と毒性をワーストケースの判断基準として考えた例 ・実際に原薬の溶解度を基に各装置に対するワーストケースの製品を選択した例 ・原薬の溶解度がワーストケースにならなかった例 等 ▼第3章 各国規制文書の「洗浄・洗浄バリデーション」比較 洗浄・洗浄バリデーションにおける各国規制要件は、ここ数年間に2つの大きな変化が加えられている。 1つはライフサイクルを通した考え方であり、もう1つが残留限度値の設定に毒性評価結果を取り入れることである。 本章では、洗浄・洗浄バリデーションに関する各国の規制文書と主なポイントを紹介する。 <ここがポイント> ◎洗浄・洗浄バリデーション関連の規制要件を筆者の見解をふまえ分かりやすく明示 ◎規制情報は膨大であるため、筆者判断にてポイントとなる箇所のみ言及。掲載しきれない範囲については情報源を全て記載することで根拠元を辿れます。 (最新情報を入手したい場合の筆者の推奨の情報源等、すぐにお役立ていただけます) ▼第4章 洗浄バリデーションマスタープランと関連文書作成のポイント -マスタープラン・実施計画書/報告書・指図記録書・Logbook及びデータインテグリティー 本章では、実業務で必要となる様々な文書の内容・作成のポイントについて解説する。 洗浄バリデーションの第1歩となる明確な方針(Plan)を定めた洗浄バリデーションマスタープラン、洗浄作業や洗浄バリデーションに係る各種標準作業手順書(SOP)、実施のための計画書(プロトコール)、指図記録書原本(Master Batch Record)、各種装置の使用記録(Logbook)、最終的に実施したバリデーションの結果に対する報告書(レポート)等、文書作成における留意事項・コツを筆者の経験をふまえ紹介。 <ここがポイント> ◎GMP上要求される作成文書/記録関連について、「洗浄バリデーション」に特化した観点から解説 ◎実際の作成時にイメージしやすいように、各種文書の構成例・記載すべき内容例を示す等、各種文書において実際の作成を助ける著者の工夫が満載! ▼第5章 洗浄・洗浄バリデーション実践における13の検討課題 本書の要ともなる本章では、洗浄バリデーション実施における課題に【具体的に】言及する。 洗浄性・検出性に影響を及ぼすリスクは様々ある。洗浄対象となる装置(装置毎のSOP)、洗浄環境(専用ライン、共用ライン)、洗浄実施者(教育訓練)、サンプリング(Swab法、Rinse法他)、残留評価法(HPLC、TOC他)、洗浄手順(CIP、COP、マニュアル他)、洗浄タイミング(DHT、CHT)、洗浄に関わる規制(対象、残留限度値他)、洗浄条件(洗剤、溶媒の使用他)、施設・設備の構造・材質、キャンペーン生産、etc… これら各種が及ぼす影響をどう考え、どう対応していけばよいのか、多くの文献や実例・経験をふまえ言及する。 手順構築・実施において検討すべき13項目について、何を根拠に、どう対応すべきか、著者らの経験と関係資料をふまえ議論を展開! 【検討事項1】洗浄バリデーションの準備はいつスタートするのか 【検討事項2】専用設備と共用設備の洗浄バリデーション 【検討事項3】残留性評価対象とは何か 【検討事項4】どの洗浄方法を採用するか 【検討事項5】洗浄剤利用における課題 【検討事項6】4つのホールドタイム(Hold Time)とその設定方法 【検討事項7】残留限度値設定とその計算方法 【検討事項8】残留物のサンプリング -サンプリングが洗浄バリデーションのKey- 【検討事項9】残留物の評価方法(リスクと機器分析) 【検討事項10】残留性評価方法としての目視基準と利用に向けた課題 【検討事項11】キャンペーン生産への対応 【検討事項12】連続生産における洗浄・洗浄バリデーション 【検討事項13】再バリデーションとContinued Process Verification ▼第6章 5つの製造現場における洗浄バリデーションの実際 ー原薬・無菌製剤・半固形製剤・高活性物質・CMO- より実際の現場状況を考慮した観点から言及するため、本章では5つの製造現場(原薬製造工場,無菌製剤製造工場,半固形製剤製造工場,高活性物質取り扱い工場,CMOにおける洗浄バリデーション)に焦点を当て, それぞれの現場における洗浄・洗浄バリデーション実施上の特有事項・課題について紹介する. <ここがポイント> ◎実際の各製造ラインの特徴をふまえた上で、残留物の評価対象やサンプリング法、残留限度値の考え方まで、洗浄方法・バリデーションを具体的に検討。 ・【原薬】:洗浄確認が難しい配管やポンプに対しどのように洗浄バリデーション及び洗浄確認を実施するか? 配管類の洗浄法、反応釜内のサンプリング場所例等も提示 ・【無菌製剤】:洗浄により微生物数を減らすのではなく,洗浄後の微生物管理が重要となる ・【半固形製剤】:Fourmanらの式をそのまま適用できないケースでの残留限度値計算の考え方とは? ・【高活性物質】:エリア内のどこまでを洗浄バリデーションの対象とすべきか?作業位置変更により作業者の暴露低下できた経験例も紹介 第7章 指摘事例と経験から導くFDA査察「洗浄・洗浄バリデーション」の実態 ―PMDAとFDA当局における相違― 査察では洗浄・洗浄バリデーションの何が見られるのか?各規制当局の要求は?事前準備や当日対応のポイントは? 本章では、FDA/PMDAそれぞれの査察の法的根拠・関連規制文書を紹介した後、筆者の経験に基づき対応のポイントを具体的に解説。 査察での事前準備から当日対応、しばしば査察時に直面する問題・トラブル等、経験則より言及する。 <ここがポイント> ◎実際に幾度も査察対応している筆者経験から、スムーズな査察対応のコツを紹介 ◎査察官から事前要望された資料や実際の査察室の例等、具体的に言及 ◎査察中に回答者や関係者が留意すべき事項とその対応、起こりがちなトラブル​とは ▼第8章 【実現場からの質問】洗浄バリデーション関連の116のQ&A 洗浄・洗浄バリデーション関連の担当者から実際に寄せられた質問に筆者が回答。…

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体裁B5判上製本  500頁
価格(税込)68,200円 (税込) [ポイント還元 3,410ポイント~]
定価:本体62,000円+税6,200円
発行サイエンス&テクノロジー(株) 送料無料

各章のポイント ▼第1章 適切な洗浄・洗浄バリデーション実施への基礎 ーGMP及びValidationを徹底解説ー 本章では、規制上の要求はあるが具体的にどのようにすべきかは各社判断に一任されている洗浄バリデーションについて、各社が自社対応に落とし込む際の判断の基盤となる内容を記す。GMP制定までの背景やGMP要素、昨今のライフサイクルを通したバリデーションの考え方への変化まで、筆者の観点も交え分かりやすく解説。 <ここがポイント> ◎各社判断に一任されている洗浄バリデーションについて、考え方の根幹を理解し自社判断の基盤を作る ◎GMP制定までの背景やGMP要素、昨今のライフサイクルを通したバリデーションの考え方への変化とは ◎洗浄バリデーションがなぜ必要なのか:背景から詳細に示し、理解を助ける ▼第2章 リスクマネジメントに基づく洗浄・洗浄バリデーション ~リスクスコア化具体例、PDE/ADEからのリスク評価事例、ワーストケースアプローチ等~ 本章では,リスクマネジメントの考え方を実際の洗浄・洗浄バリデーションに取り入れるために必要な基礎知識、それに基づく洗浄・洗浄バリデーションの取り組みと、洗浄バリデーションを効率的に行う手法の1つであるワーストケースを基本とした考え方について言及する。 どんな特性をもってワーストケースと判断すればよいのか?科学的な妥当性をもって明確とするには?具体的に言及する。 <ここがポイント> ◎製剤開発・製造現場で頻繁に使用されるFMEAやPHAによるリスク分析例や各リスクの内容 ◎パラメータ-、スコア化の具体的な例、PDEやADEを基としたリスク評価と事例等 ◎ワーストケースの判断基準:科学的な妥当性をもって明確とするための考え方とは 例)・溶解度と毒性をワーストケースの判断基準として考えた例 ・実際に原薬の溶解度を基に各装置に対するワーストケースの製品を選択した例 ・原薬の溶解度がワーストケースにならなかった例 等 ▼第3章 各国規制文書の「洗浄・洗浄バリデーション」比較 洗浄・洗浄バリデーションにおける各国規制要件は、ここ数年間に2つの大きな変化が加えられている。 1つはライフサイクルを通した考え方であり、もう1つが残留限度値の設定に毒性評価結果を取り入れることである。 本章では、洗浄・洗浄バリデーションに関する各国の規制文書と主なポイントを紹介する。 <ここがポイント> ◎洗浄・洗浄バリデーション関連の規制要件を筆者の見解をふまえ分かりやすく明示 ◎規制情報は膨大であるため、筆者判断にてポイントとなる箇所のみ言及。掲載しきれない範囲については情報源を全て記載することで根拠元を辿れます。 (最新情報を入手したい場合の筆者の推奨の情報源等、すぐにお役立ていただけます) ▼第4章 洗浄バリデーションマスタープランと関連文書作成のポイント -マスタープラン・実施計画書/報告書・指図記録書・Logbook及びデータインテグリティー 本章では、実業務で必要となる様々な文書の内容・作成のポイントについて解説する。 洗浄バリデーションの第1歩となる明確な方針(Plan)を定めた洗浄バリデーションマスタープラン、洗浄作業や洗浄バリデーションに係る各種標準作業手順書(SOP)、実施のための計画書(プロトコール)、指図記録書原本(Master Batch Record)、各種装置の使用記録(Logbook)、最終的に実施したバリデーションの結果に対する報告書(レポート)等、文書作成における留意事項・コツを筆者の経験をふまえ紹介。 <ここがポイント> ◎GMP上要求される作成文書/記録関連について、「洗浄バリデーション」に特化した観点から解説 ◎実際の作成時にイメージしやすいように、各種文書の構成例・記載すべき内容例を示す等、各種文書において実際の作成を助ける著者の工夫が満載! ▼第5章 洗浄・洗浄バリデーション実践における13の検討課題 本書の要ともなる本章では、洗浄バリデーション実施における課題に【具体的に】言及する。 洗浄性・検出性に影響を及ぼすリスクは様々ある。洗浄対象となる装置(装置毎のSOP)、洗浄環境(専用ライン、共用ライン)、洗浄実施者(教育訓練)、サンプリング(Swab法、Rinse法他)、残留評価法(HPLC、TOC他)、洗浄手順(CIP、COP、マニュアル他)、洗浄タイミング(DHT、CHT)、洗浄に関わる規制(対象、残留限度値他)、洗浄条件(洗剤、溶媒の使用他)、施設・設備の構造・材質、キャンペーン生産、etc… これら各種が及ぼす影響をどう考え、どう対応していけばよいのか、多くの文献や実例・経験をふまえ言及する。 手順構築・実施において検討すべき13項目について、何を根拠に、どう対応すべきか、著者らの経験と関係資料をふまえ議論を展開! 【検討事項1】洗浄バリデーションの準備はいつスタートするのか 【検討事項2】専用設備と共用設備の洗浄バリデーション 【検討事項3】残留性評価対象とは何か 【検討事項4】どの洗浄方法を採用するか 【検討事項5】洗浄剤利用における課題 【検討事項6】4つのホールドタイム(Hold Time)とその設定方法 【検討事項7】残留限度値設定とその計算方法 【検討事項8】残留物のサンプリング -サンプリングが洗浄バリデーションのKey- 【検討事項9】残留物の評価方法(リスクと機器分析) 【検討事項10】残留性評価方法としての目視基準と利用に向けた課題 【検討事項11】キャンペーン生産への対応 【検討事項12】連続生産における洗浄・洗浄バリデーション 【検討事項13】再バリデーションとContinued Process Verification ▼第6章 5つの製造現場における洗浄バリデーションの実際 ー原薬・無菌製剤・半固形製剤・高活性物質・CMO- より実際の現場状況を考慮した観点から言及するため、本章では5つの製造現場(原薬製造工場,無菌製剤製造工場,半固形製剤製造工場,高活性物質取り扱い工場,CMOにおける洗浄バリデーション)に焦点を当て, それぞれの現場における洗浄・洗浄バリデーション実施上の特有事項・課題について紹介する. <ここがポイント> ◎実際の各製造ラインの特徴をふまえた上で、残留物の評価対象やサンプリング法、残留限度値の考え方まで、洗浄方法・バリデーションを具体的に検討。 ・【原薬】:洗浄確認が難しい配管やポンプに対しどのように洗浄バリデーション及び洗浄確認を実施するか? 配管類の洗浄法、反応釜内のサンプリング場所例等も提示 ・【無菌製剤】:洗浄により微生物数を減らすのではなく,洗浄後の微生物管理が重要となる ・【半固形製剤】:Fourmanらの式をそのまま適用できないケースでの残留限度値計算の考え方とは? ・【高活性物質】:エリア内のどこまでを洗浄バリデーションの対象とすべきか?作業位置変更により作業者の暴露低下できた経験例も紹介 第7章 指摘事例と経験から導くFDA査察「洗浄・洗浄バリデーション」の実態 ―PMDAとFDA当局における相違― 査察では洗浄・洗浄バリデーションの何が見られるのか?各規制当局の要求は?事前準備や当日対応のポイントは? 本章では、FDA/PMDAそれぞれの査察の法的根拠・関連規制文書を紹介した後、筆者の経験に基づき対応のポイントを具体的に解説。 査察での事前準備から当日対応、しばしば査察時に直面する問題・トラブル等、経験則より言及する。 <ここがポイント> ◎実際に幾度も査察対応している筆者経験から、スムーズな査察対応のコツを紹介 ◎査察官から事前要望された資料や実際の査察室の例等、具体的に言及 ◎査察中に回答者や関係者が留意すべき事項とその対応、起こりがちなトラブル​とは ▼第8章 【実現場からの質問】洗浄バリデーション関連の116のQ&A 洗浄・洗浄バリデーション関連の担当者から実際に寄せられた質問に筆者が回答。 残留限度値の計算、ホールドタイム設定、回収率の考え方……等々,具体的な製造現場の悩みを深堀する。 <提示の一例>:※全質問はページ下部の目次を参照ください 【残留限度値】 ●毒性学的評価をメインに設定するべきか、従来の評価項目(10ppm、0。1%など)に追加すべきか? ●4つの基準の中の最も厳しい値を採用した場合、当局からその根拠を求

<追補の更新内容(全体で約50頁追加)> ※改正GMP 省令施行/APIC やASTM の洗浄バリデーションガイド改定による追加解説※ ※新たな論文/50件の新たなQ&A を追加※ <追加解説の一例> ・2022年2月,EU-GMP のQualified Person とPIC/S GMP のAuthorized Person の間で調和が図られた。 ・GMP 省令に見るValidation に関する記載 ・Validation の種類と実施のタイミング ・Continued Process Verification(Stage 3)について ・装置のグルーピングとhard-to-clean(ワーストケース)となる製品のマトリックスから 洗浄バリデーションに対する効率的且つ効果的な取り組みについて紹介 ・ワーストケースの活用例の紹介 ・Health Canada の2008年のガイドは,2021年6月に改正され「Cleaning Validation Guide」が発行 ・「医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準に関する省令の一部改正について」の 「第3 逐条解説 11. 第8条(手順書等)関係」でのバリデーションマスタープランに含めるべき事項について ・専用ラインで特定の原薬を製造する場合の洗浄バリデーションの必要性について ・クリーンルームの洗浄と消毒・殺菌について ・残留許容限度値を外れた場合の対応について ・担当者から寄せられた新たなQ&A50追加 などなど <2021.03.09 更新> ※Q&Aが全体で116問となりました。(医療機器の洗浄バリデーションについても新しく追記となりました)> 第1章 適切な洗浄・洗浄バリデーション実施への基礎 -GMP及びValidationを徹底解説- はじめに 1. GMPと洗浄・洗浄バリデーション 1.1 GMP制定までの歴史 1.2 GMPとは何か -GMPのプロセスとは- 2. GMPとValidation 2.1 なぜValidationが必要になったのか 2.2 Validationとは何か -なぜValidationは大変なのか- 2.3 Validationの種類と実施のタイミング 2.4 1987年のProcess Validation Guidelineのポイント 2.5 Risk Managementに基づいたGMP,そしてValidation 3. ライフサイクルを通したProcess Validation 3.1 1987年のガイドラインから2011年のガイダンスへ 3.2 ライフサイクルを通した洗浄・洗浄バリデーションの取り組み まとめ -GMPにおける10の黄金ルール- 第2章 リスクマネジメントに基づく洗浄・洗浄バリデーション -リスクスコア化具体例,PDE/ADEからのリスク評価事例,ワーストケースアプローチなど- はじめに 1. リスクマネジメント(Risk Management)とは何か 1.1 リスクマネジメントの基礎 -リスクとは何か- 1.2 リスクマネジメントとは何か 1.2.1 リスクアセスメント(Risk Assessment) 1.2.2 リスクコントロール(Risk Control) 1.2.3 リスクレビュー(Risk Review) 1.2.4 リスクコミュニケーション(Risk Communication) 1.3 リスクマネジメントと知識管理(Knowledge Management) 2. リスクマネジメントに基づく洗浄・洗浄バリデーションの取り組み 2.1 洗浄・洗浄バリデーションにおけるリスクとは何か(リスク特定) 2.2 洗浄・洗浄バリデーションにおけるリスクのスコア化 2.2.1 洗浄・洗浄バリデーションのリスクマネジメント 2.2.2 リスクマネジメントの具体例(パラメーター,リスクスコア化など) 2.3 洗浄・洗浄バリデーションリスクの評価 2.4 洗浄バリデーション-Stage 3-の内容 2.5 リスクマネジメントプロセスに従った洗浄・洗浄バリデーションの取り組み 3. ワーストケースアプローチと洗浄バリデーション 3.1 ワーストケースとは何か 3.2 洗浄バリデーションにおけるワーストケース 3.3 アラートレベルとアクションレベル 4. リスクマネジメントとライフサイクルマネジメント 第3章 各国規制文書の「洗浄・洗浄バリデーション」比較 -3極・PIC/S及び参照すべき情報源- はじめに 1. 洗浄バリデーションに対する規制の歴史 2. わが国の規制文書に見る洗浄・洗浄バリデーション 2.1 GMP省令 2.2 GMP事例集(2013年版) 2.3 ICH Q7「原薬GMPガイドライン」 3. 米国における洗浄・洗浄バリデーション 4. EU-GMPに見る洗浄・洗浄バリデーション関係 5. PIC/S GMPに見る洗浄・洗浄バリデーション関係 6. Health Canadaのガイドラインに見る洗浄・洗浄バリデーション 7. オーストラリアにおける洗浄・洗浄バリデーション 8. WHOの洗浄・洗浄バリデーションガイドライン 9. ASTEMによる洗浄バリデーションガイド 10. 中国の規制文書である医薬品製造品質管理(GMP)規範 11. その他の洗浄・洗浄バリデーションに関する情報源 11.1 Parenteral Drug Association(PDA) 11.2 International Society for Pharmaceutical Engineering(ISPE) 11.3 Active Pharmaceutical Ingredients Committee(APIC) 11.4 Cleaning Validation Technologies 11.5 Pharmaceutical Technology 11.6 その他 まとめ 第4章 洗浄バリデーションマスタープランと関連文書作成のポイント -マスタープラン・実施計画書/報告書・指図記録書・Logbook及びData Integrity- はじめに 1. 洗浄バリデーションマスタープラン 1.1 マスタープラン(Master Plan)とは何か 1.2 洗浄バリデーションマスタープランの構成 2. 各種標準作業手順書(SOP)作成のポイント 3. 洗浄バリデーション実施計画書と報告書 4. 指図記録書原本(Master Batch Record)作成上のポイント 5. 装置使用記録(Logbook)作成上のポイント 6. 記録とData Integrity 6.1 Data Integrityの重要性 6.2 Data Integrity関連Q&A及び査察時の指摘事項 第5章 洗浄・洗浄バリデーション実践における13の検討課題 はじめに 【検討事項1】 洗浄バリデーションの準備はいつスタートするのか 1. 製造ラインの機能をどうするか 1.1 専用製造ラインか,共用製造ラインか 1.2 高活性物質製造用ラインか 1.3 内服固形製剤製造ラインか,無菌製剤製造ラインか 2. 治験薬製造ラインか 3. 洗浄・洗浄バリデーションは開発段階からスタート -装置設計とURS- 3.1 ユーザー要求仕様書(URS)作成上のポイント 3.2 装置のバリデーションとは何か 【検討事項2】 専用設備と共用設備の洗浄バリデーション 1. 専用設備とは何か,その洗浄バリデーションをどうするか 2. 専用設備とすることを検討すべきケース 3. 共用設備における洗浄バリデーションとワーストケース 4. 各種部品や用具の洗浄バリデーション 4.1 装置の部品 4.2 用具や容器 4.3 残留性評価の分析に使用する各種器具 4.4 作業者への対応 4.5 製造室の床・壁・天井など 4.6 洗浄室を通した汚染リスク 4.7 作業衣を介した汚染リスク 【検討事項3】 残留性評価対象とは何か (1) 薬物(+分解物) (2) 洗浄剤 (3) 微生物(エンドトキシン) (4) 添加剤(賦形剤,色素他) (5) 溶媒(製造や洗浄に使用されたアルコールなど) 【検討事項4】 どの洗浄方法を採用するか 1. 定置洗浄(Clean In Place:CIP) 2. マニュアル洗浄(Manual

【編著者】​ ナノキャリア(株) 宮嶋 勝春※ 【5章内 共同執筆者】​ ナノキャリア(株) 石井 健太 藤永製薬(株) 樫村 清志 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ※著者紹介: ナノキャリア(株) 研究部 部長 宮嶋 勝春 氏 【専門/主な業務】 製剤開発(内服固形製剤、DDS製剤など)、製剤の技術移管、 医薬品製造工場におけるGMP及び査察対応 【学協会の活動】 •1999年〜2000年 日本薬学会 評議員 •2002年〜2004年 ISPE日本支部 理事 •2011年〜2016年 製剤機械技術学会 理事 •2016年〜 日本薬剤学会 評議員 【略歴】 1979.4‐2000.2 ゼリア新薬工業㈱ 製剤研究所/中央研究所(医療用医薬品、OTC製品の製剤開発) 1983.2‐1985.10 米国Utah大学薬学部留学(経皮吸収製剤の研究) 2000.3‐2006.3 テルモ㈱研究開発センター(リポソーム製剤の開発と技術移管) 2006.4‐2008.7 奥羽大学薬学部(製剤学、物理薬剤学担当) 2008.8‐2016.5 武州製薬㈱製造技術部(技術移管、ProcessValidation、査察対応) 2016.6‐2017.5 製剤機械技術学会 事務局長 2017.6‐ ナノキャリア㈱ 研究部 部長

(本書:追補版「はじめに」より) <追補版> 2021年3月に本書の初版が出版されてから,1年が経過した。その間,2021年8月1日には改正GMP 省令が施行となり,それまでの「バリデーション基準」は「バリデーション指針」に置き換わることとなり,バリデーションに対する「ライフサイクルを通した取り組み」や「バリデーションマスタープラン」が明確に記載された。 その結果,これまで以上にContinued ProcessVerification や製品品質照査が規制当局の査察で確認されるようになってきた。一方,洗浄バリデーションの取り組みに大きな変化はないが,APIC やASTM の洗浄バリデーションガイドが改定され,LeBlanc 氏のMemo の追加や新たな論文が発表されている。 さらに,著者が担当した洗浄バリデーションセミナーで40件以上の新たな質問をいただいた。こうした背景を踏まえて,今回本書の追補版を発行していただくことになった。 追補版では,改正GMP 省令の内容やグルーピングの論文,専用ラインの考え方,キャンペーン生産に関するLeBlanc 氏のMemo,そして50件の新たなQ & A などが追加されている。なお,初版の序文で記載した本書の目的を改めて以下に紹介するとともに,改訂版で少しでもこの目的が達成されることを願っている。 (本書「はじめに」より) “医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準(GMP)”の下で医薬品製造を行う製薬企業にとり、交叉汚染対策は最も重要な取り組みの1つである。特に、洗浄は活性を有する成分が次に生産する製品に混入するリスクを防ぐためのものであり、その取り組みは極めて重要ということができる。2019年、こうした活性成分の混入による製品回収も発生している。しかし、洗浄において残留をゼロにすることは技術的に困難であり、また消費者リスク対費用の視点からも必須の要件とはなっていない。では、どれだけ残留してもよいのか、洗浄方法をどうやって確立するか、どこをサンプリングして評価するか、残留物の分析方法はどうするかなど、これが洗浄バリデーションに係るものであるが、洗浄・洗浄バリデーションに関する検討課題は数多く存在している。規制当局も洗浄バリデーションの重要性を強く認識しているが、製造環境は各社で大きく異なっており、一律に規制或いは基準を設けることが困難であることを認めている。そのため、洗浄・洗浄バリデーションに求められる基本的な要件を十分理解したうえで、各社が自分たちの環境にあった手順を確立することが求められており、これが洗浄・洗浄バリデーションに対する取り組みの難しさの一因となっている。 本書は、受託製造会社での著者の経験に基づいて、洗浄バリデーションに係るいろいろな課題に対応するための基本的な考え方を紹介したものである。特に、現場で抱える具体的な問題の解決につながるような内容に配慮したつもりであるが、それをそのまま採用するのではなく、あくまで参考資料・事例としてとらえて頂き、各現場の実情にあった取り組みに落とし込んで頂くことが意図されている。そのため、セミナー等を通して参加者から頂いた100件以上に及ぶQ&Aを含めるとともに、可能な限り本書で引用した資料のオリジナルの入手方法(先)を記載した。本書が洗浄バリデーションに取り組む現場の少しでも参考になることを願っている。

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