| 発刊日 | 2021年6月24日 |
|---|---|
| 体裁 | B5判並製本 96頁 |
| 価格(税込) | 27,500円 (税込) [ポイント還元 1,375ポイント~] 定価:本体25,000円+税2,500円 |
| 発行 | サイエンス&テクノロジー(株) 送料無料 |
実務担当者が抱える悩みへ回答!『信頼性基準適用試験での実施基準【Q&A集/SOP例】』
発刊日 2021年6月24日 体裁 B5判並製本 96頁 価格(税込) 27,500円 (税込) [ポイント還元 1,375ポイント~]定価:本体25,000円+税2,500円 発行 サイエンス&テクノロジー(株) 送料無料 著者 勝 鎌政 (株)アールピーエム 樋口 史郎 (株)アールピーエム 川口 謙 (株)東レリサーチセンター 倍味 繁 (株)大塚製薬工場 松永 秀光 (株)大塚製薬工場 ※著者様のご経歴詳細は下部よりご確認ください 書籍趣旨 【著者経歴紹介】 ※【詳細】覧からご確認いただけます※ 「第1部 信頼性基準適用試験における陥りがちな疑問点:Q&A 」 (株)アールピーエム 勝 鎌政 氏 【詳細】 【エーザイ(株)にて、研開試験監理部長として非GLP試験担当の信頼性保証業務に従事】 (株)アールピーエム 樋口 史郎 氏 【詳細】 【わかもと製薬(株), 三協化学(株)(現富士フイルムワコーケミカルズ(株)), 富士バイオメディックス(現シミックファーマサイエンス(株))にて信頼性保証業務に従事】 「第2部 信頼性の基準適用試験(構造解析分野)における信頼性の基準適用への対応」 (株)東レリサーチセンター 川口 謙 氏 【詳細】 「第3部 信頼性基準適用試験の試験施設への委託と監査(国内・海外) 」 (株)大塚製薬工場 倍味 繁 氏 【詳細】 (株)大塚製薬工場 松永 秀光 氏 【詳細】 各部の趣旨 <本文抜粋> 「第1部 信頼性基準適用試験における陥りがちな疑問点:Q&A 」 ( 勝 鎌政, 樋口 史郎 /著) 申請資料の信頼性の基準の適用を受ける非GLP試験においては、GLP試験のように具体的な実施基準がなく、基準を遵守するための手段も一様ではない。そのため、試験の信頼性確保においてどこまでやれば良いのか、業務を実施する中でも悩まれている施設は多いと思われる。本項では、非GLP試験(薬効薬理試験を中心に)を実施する際に陥りがちな疑問点について、解決法を考えてみたい。非GLP試験の信頼性確保については、施設の状況により、また、試験の種類(薬効薬理試験、薬物動態試験及びCMC試験)によっても対応が異なる場合もある。ここで示す回答は執筆者の個人的見解であるが、皆様が業務を遂行する際の参考となれば幸いである。……(本文へ続く) 「第2部 信頼性の基準適用試験(構造解析分野)における信頼性の基準適用への対応 ~SOP,試験計画書,報告書作成時の留意事項~ 」 ( 川口 謙 /著) 第2部では,受託分析会社の構造解析分野の業務を念頭に,信頼性の基準適用に関する標準操作手順書(SOP:Standard Operation Procedure),試験計画書,試験報告書の作成時の留意事項について,一部は作成例を示しながら筆者の私見を述べたい。 ただ,SOP,試験計画書,試験報告書の作成例は実際のものではなく,本稿のために新たに作成したものである。具体例がないと読者もイメージしづらいと思われるのであえて示すことにした。 作成例は全体を通じて,構造解析分野,いわゆるロ項の開発段階を意識して,省くことのできないと思われる必須の項目に絞って記載した。しかしそれでもなお,抜けている項目があるかもしれない。そのため,読者には,留意事項も参考にして,自身の施設の事情に応じ,必要な項目を適宜追加してより適切な文書を検討してほしい。……(本文へ続く) 「第3部 信頼性基準適用試験の試験施設への委託と監査(国内・海外) ~実務で悩まれがちなQ&Aと事例紹介・考察~ 」 ( 倍味 繁, 松永秀光…
序章 非GLP試験の信頼性確保における基本要素 ((株)アールピーエム 勝 鎌政 / 樋口 史郎) ●「申請資料の信頼性の基準」が制定された経緯 ●「効力を裏付ける試験の信頼性確保のための手引き」の作成 ●手引きで求める信頼性確保のポイント 1) 試験の実施体制 2) 試験計画書 3) 試験の記録 4) 試験報告書 5) 被験物質等 6) 動物、細胞、生体試料等 7) 機器 8) 資料保存 第1部 信頼性の基準適用試験における陥りがちな疑問点:Q&A ((株)アールピーエム 勝 鎌政 / 樋口 史郎) <<実務で悩まれがちな疑問をQ&A形式で解説>> はじめに 1.試験の実施体制 1.1 職員の要件 Q1 GLPと同様、非GLPでも試験担当者・責任者・管理者等「職員」の要件について規定が必要なのか? 1.2 体制維持のポイント Q2 申請資料の信頼性の基準を遵守する体制を整備・確立した後、どのように体制を維持していけば良いか? 1.3 教育・訓練 Q3 教育訓練の内容と頻度: 試験担当者に対してどのような内容の教育・訓練を行えば良いか。その頻度についても知りたい。 Q4 受講者の理解度・技術習得度の評価: 教育・訓練の成果を評価するために、どのように受講者の理解度を把握すればよいか? 1.4 チェック機能(信頼性保証体制) Q5 信頼性保証の組織: GLPでは信頼性保証部門の設置が求められているが、信頼性の基準でも同様に置く必要があるか? Q6 信頼性保証責任者による信頼性保証: 信頼性保証部門は設置せず信頼性保証責任者を指名し行っているが、この対応で問題ないか? Q7 医薬品GMPの品質保証部門による照査: GMPのQA部門によって、申請資料の信頼性の基準が適用される試験の照査を行う場合、 申請用試験の信頼性保証として問題ないか? Q8 複数の信頼性保証責任者: 信頼性保証責任者の設置人数は1名が通常と思うが、ケースによって複数の責任者の設置も可能か? (例:一つの信頼性保証部門で、薬理試験、CMC試験及び薬物動態試験の信頼性保証を行う場合に それぞれ責任者を設置する等) Q9 モジュール3用報告書に対する信頼性保証陳述書: モジュール3用の報告書(自社作成)に対し、信頼性保証責任者による陳述書発行は必須であるか? (陳述書が作成されず問題になった例はあるか) Q10 信頼性保証部門の担当者による陳述書署名: 信頼性保証責任者の不在時、担当者レベルでの陳述書の署名は認められるか? Q11 GMP QAによる陳述書: GMP QAによる陳述書における申請上の問題について Q12 委託施設の調査: 非GLP試験を外部委託する場合、施設の信頼性確認として最低限必要な事項を知りたい。 Q13 委託試験の信頼性保証陳述書: 非GLP試験の委託時、委託先の信頼性保証部門が発行した陳述書は必須か? (委託先に信頼性保証部門が無い場合の代替え方法あれば知りたい) Q14 委託施設調査における信頼性保証部門の役割: 委託施設調査時、委託元の信頼性保証部門の関与必要はどの程度か? その場合の委託施設への確認事項は? Q15 委託試験の調査における信頼性保証部門の役割: 委託責任者が行う試験の管理(試験計画書、生データ及び試験報告書の確認)について、 委託元の信頼性保証部門も関与する必要があるか。 関与する場合、信頼性保証部門が委託試験に対して確認するべき点を知りたい。 Q16 試験に対する信頼性保証のレベル: 社外に提出する試験でも、CTDの評価資料用試験、参考資料用試験、資料の引用試験、 IND用試験、IB用試験、導出用試験など、試験の用途として差があり、他に社内用試験もある。 用途の違いにより信頼性保証のレベルに差はあるか。 Q17 非GLP試験に対するQAの関わり: 非GLP試験を対象としたQA調査について実施するメリット・デメリットを知りたい(実施する場合と実施しない場合等)。 Q18 効率的な信頼性確保: 信頼性の確保において「100の労力でほぼ100点を取得」している状況である。 「60の労力で90点取得」を実現できる効率的な方法論等について意見を欲しい。 Q19 QCの改善: 信頼性保証部門に提出される資料にQCの不備が散見する。研究組織へ継続的にフィードバックを実施しているが効果が無い。 QCについて抜本的な改善方法があれば教えて欲しい。 Q20 信頼性保証部員のレベル合わせ: 信頼性保証部門の担当者レベルを合わせていくために、どのような内容の教育を実施して行くのが効果的か。 Q21 信頼性保証部門の計画書への関わり: 信頼性保証部門は試験計画書の作成段階から関与しても良いか。 Q22 海外で実施する試験の信頼性確保: 欧米で申請資料として非GLP試験を委託する場合、どの程度の対応をする必要があるか。 申請資料の開発の経緯で記載するような非GLP試験についても同様の対応をする必要があるか。 1.5 手順書: Q23 薬理試験の信頼性確保のための手順書は、GLP試験の手順書をベースに作成しているため、 QAU調査時に手順書との齟齬を指摘されることが多くなる。 手順書に最低限必要な記載事項を知りたい。 1.6 保護具(マスクや白衣、手袋): Q24 試験計画書の中で、薬剤調製時に保護具(マスクや白衣、手袋)を用いることを規定している場合、 調製記録にその旨を残す必要があるか。あるいはその他の文書に規定していれば良いのか。 2.試験計画書 2.1 申請用試験の計画書: Q25 <開発ステージが早く、試験開始時には申請資料に使用するか分からなかったため、試験計画書に 「申請資料の信頼性の基準を遵守して実施する」と記載せず試験を進め試験報告書を作成した場合> (※試験記録、試薬試液の管理、機器の管理等は、信頼性の基準を満たしている) ●「申請資料の信頼性の基準を遵守して実施した」との記載がない試験報告書を申請資料として使用可能か。 ●試験報告書に「申請資料の信頼性の基準を遵守して実施した」と記載することで申請資料として使用可能か。 2.2 試験計画書の記載事項(その1) Q26 試験計画書には『結果・結論に及ぼす影響が大きい条件や判断基準』について記載することを必須としている。 それ以外の条件は概要でも可として、別途実験ノートに詳細な試験条件を記載し、試験ファイルとして管理している。 現在この対応で運用しているが問題ないか。 2.3 試験計画書の記載事項(その2) Q27 試験計画書には、試験操作の中で使用する全ての機器や器具を記載する必要があるか。 例えば、1.5 mLチューブやチップ、メスシリンダー等も記載が必要か。 定量に使用するマイクロピペットは、試験計画書に使用機器として記載が必要か。 2.4 試験計画書の記載事項(その3) Q28 試験計画書に記載していなかった機器を試験報告書に記載した場合、試験計画書からの逸脱となるのか。 被験物質の秤量やデータを取得する機器等は、主要な機器として試験計画書に記載しているが、 それ以外の実験に使用した機器を試験報告書に記載した場合、逸脱になるか。 主要な機器はどの程度まで試験計画書に記載すべきであるか。 2.5 試験計画書の変更、逸脱 Q29 誤記や記載漏れなどの理由で、試験計画書を事後に変更することに問題はあるか。 試験計画書の変更も、試験報告書の「試験計画書に従わなかった事項」への記載も不要な 内容レベルについて知りたい。 3.試験の記録 3.1 ワークシートへの事前入力 Q30 試験操作の記録として、wordで作成したワークシートを使用している。 作業時間の短縮を図るため、電子上で事前記入(事前入力)をしても問題はないか。 問題ない場合、どこまで入力が許されるか。 (例:被験物質、試薬等の名称やロット番号、測定対象の検体名) 3.2 電子データ Q31 非GLP試験において、生データが電子データの場合ER/ES指針に従った機器のCSVをどこまで行うべきか。 3.3 電子データの取扱い、管理 Q32 SOPでは、各測定機器で測定した後出力した紙を生データとしている。 しかし再解析や図表の修正時には、各測定器に付属したPC(独立したPC)の電子データを用い、修正・出力して対応している。 このような運用では、生データは、各測定機器の
【著者経歴紹介】 ※【詳細】覧からご確認いただけます※ 「第1部 信頼性基準適用試験における陥りがちな疑問点:Q&A 」 (株)アールピーエム 勝 鎌政 氏 【詳細】 【エーザイ(株)にて、研開試験監理部長として非GLP試験担当の信頼性保証業務に従事】 (株)アールピーエム 樋口 史郎 氏 【詳細】 【わかもと製薬(株), 三協化学(株)(現富士フイルムワコーケミカルズ(株)), 富士バイオメディックス(現シミックファーマサイエンス(株))にて信頼性保証業務に従事】 「第2部 信頼性の基準適用試験(構造解析分野)における信頼性の基準適用への対応」 (株)東レリサーチセンター 川口 謙 氏 【詳細】 「第3部 信頼性基準適用試験の試験施設への委託と監査(国内・海外) 」 (株)大塚製薬工場 倍味 繁 氏 【詳細】 (株)大塚製薬工場 松永 秀光 氏 【詳細】 各部の趣旨 <本文抜粋> 「第1部 信頼性基準適用試験における陥りがちな疑問点:Q&A 」 ( 勝 鎌政, 樋口 史郎 /著) 申請資料の信頼性の基準の適用を受ける非GLP試験においては、GLP試験のように具体的な実施基準がなく、基準を遵守するための手段も一様ではない。そのため、試験の信頼性確保においてどこまでやれば良いのか、業務を実施する中でも悩まれている施設は多いと思われる。本項では、非GLP試験(薬効薬理試験を中心に)を実施する際に陥りがちな疑問点について、解決法を考えてみたい。非GLP試験の信頼性確保については、施設の状況により、また、試験の種類(薬効薬理試験、薬物動態試験及びCMC試験)によっても対応が異なる場合もある。ここで示す回答は執筆者の個人的見解であるが、皆様が業務を遂行する際の参考となれば幸いである。……(本文へ続く) 「第2部 信頼性の基準適用試験(構造解析分野)における信頼性の基準適用への対応 ~SOP,試験計画書,報告書作成時の留意事項~ 」 ( 川口 謙 /著) 第2部では,受託分析会社の構造解析分野の業務を念頭に,信頼性の基準適用に関する標準操作手順書(SOP:Standard Operation Procedure),試験計画書,試験報告書の作成時の留意事項について,一部は作成例を示しながら筆者の私見を述べたい。 ただ,SOP,試験計画書,試験報告書の作成例は実際のものではなく,本稿のために新たに作成したものである。具体例がないと読者もイメージしづらいと思われるのであえて示すことにした。 作成例は全体を通じて,構造解析分野,いわゆるロ項の開発段階を意識して,省くことのできないと思われる必須の項目に絞って記載した。しかしそれでもなお,抜けている項目があるかもしれない。そのため,読者には,留意事項も参考にして,自身の施設の事情に応じ,必要な項目を適宜追加してより適切な文書を検討してほしい。……(本文へ続く) 「第3部 信頼性基準適用試験の試験施設への委託と監査(国内・海外) ~実務で悩まれがちなQ&Aと事例紹介・考察~ 」 ( 倍味 繁, 松永秀光 /著) 第1節 受託施設への委託時に悩まれがちな事項:Q&A 医薬品・医療機器の承認申請者となる施設は、それぞれの信頼性の基準のシステムが存在するであろう。ただ、時間の経過と伴に各社の信頼性の基準に関する決め事が厳格になりすぎているように感じている。このようになったのはGLPの影響もあると思うが、信頼性の基準の対象部署となる、CMC、ADME及び薬理試験それぞれの異なる事情を加味してそれを施設全体で取り纏めるには、必然的に(段階的に)規程・SOPが詳細な内容になっていったのではないかと想像している。……簡単に言えば、各受託施設の信頼性確保・保証の方法は、自社で培ってきた方法とは異なるのであって、最低限3つの要件(「正確性」「完全性(網羅性)」「保存」)を満たすことができるシステムになっているかということに焦点を当てて受託施設を選定しなければならない。 受託施設を選定した後は、受託施設とコミュニケーションを取りながら、試験計画書作成⇒試験実施⇒試験報告書と進行するのであるが、お互いのやりとりの中で受託施設からするとスポンサーはお客様という姿勢で対応してくる。それは致し方ないことではあるが、スポンサー側はそれを良いことに優位的な態度をとるのは、お互いのコミュニケーションがうまくいかなくなり、ひいては試験の信頼性にも影響する可能性があるので、やめた方が良い。Q&Aの中にも登場するが、受託施設とスポンサーは「共同研究者」であり、BODYなのである。 以下に、筆者も経験してきた疑問点を挙げ、どの様に解決、理解してきたのかをQ&Aという形で記載する。 第2節 海外(米国等)の受託施設へ試験委託する場合の留意点:Q&A 海外の受託施設に試験を委託することは思いの外多い。それは日本の製薬企業等が海外申請を予定しているプロジェクトについて発生する。 海外での申請においては日本でいう信頼性の基準は存在しない。しかし企業の社会的責任として、試験データを外に出す場合、信頼性を確保・保証した状態で出そうとするのが善良な企業であると考える。もし他の企業にそのプロジェクトを導出する場合、信頼性に疑義のある試験データをもって導出すると、後々になって問題が発生する可能性は高い。また海外申請と併せて国内での申請を考えているプロジェクトであれば、必然的に信頼性の基準に適応した試験を成立させなければならなくなる。 上記のように様々なバックグランドが存在するが、筆者の経験として、米国申請する場合、または米国申請と併せて国内申請を予定している場合を想定して以下に記載する。 第3節 委託試験における指摘事例/解説 ~実際の受託施設の調査訪問時/監査時の指摘内容からの考察~ 1. 受託施設の訪問時に見られた指摘事例と解説 筆者が受託施設の調査訪問時にみられた指摘事例について取り上げ、試験の委託時に注意すべきポイントについて解説した。取り上げた内容は、いずれも事実に基づいたものであるが、秘匿性を考慮して実名等は割愛した。 2. 試験資料(報告書、記録類)の監査時に見られた指摘事例と解説 取り上げた指摘事例は、委託試験資料を自社で監査した際にみられた所見をまとめたものである。信頼性の基準試験における信頼性保証については、各施設で定めるところであるが、ここでは委受託契約書、計画書、報告書及び記録類(一部のみ)を基に監査を実施した際の所見と理解していただきたい。 ……(本文へ続く)
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